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アマサギ属とは?

あまさぎぞく

アマサギ属は、繁殖期に頭・胸・背が黄褐色に変わるサギ科鳥類で、家畜のそばで採食する習性が有名です。

アマサギ属(学名:Bubulcus)は、ペリカンサギ科に属する鳥類の一属で、代表種のアマサギ(Bubulcus ibis、英名:Cattle Egret)は世界で最も分布域の広いサギ類のひとつです。もともとアフリカアジアに分布していましたが、20世紀以降に南北アメリカ・オーストラリアにも自然分散で定着し、今日では世界中の草地や農耕地で見られます。

最大の特徴は、ウシ・水牛・馬などの家畜や大型草食動物に随伴して採食する行動です。家畜が歩くことで地面からバッタ・コオロギ・カエル・ミミズなどが飛び出し、それをアマサギが素早く捕食します。この行動から英語でも「Cattle Egret(家畜サギ)」と呼ばれています。農地でのトラクターの後ろをついて回る光景も見られます。

体長は48〜55センチメートル程度で、非繁殖期は全身白色ですが、繁殖期になると頭部・胸・背中に黄褐色(バフ色)の飾り羽が現れます。この色が「尼僧の袈裟」のように見えるという説から「アマサギ(尼鷺)」の名がついたとも言われます。

日本には夏季の旅鳥または留鳥として西日本・南西諸島に渡来し、水田や草地・牧草地などで繁殖することもあります。群れで行動することが多く、水田の農耕機械のそばや牛舎近くに集まる姿がよく観察されます。

使い方・例文

九州や南西諸島の牧場や水田で、牛の群れのそばを白い鳥が歩き回っていたら、それはアマサギです。家畜に随伴して虫を捕るその姿は、アマサギ属の最もわかりやすい識別ポイントになります。

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