アッシュとは?
あっしゅ
アッシュとは、モクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹で、しなやかで強靭な木材として家具やスポーツ用品に幅広く利用される樹木です。
アッシュ(Ash)は、モクセイ科トネリコ属(Fraxinus)に分類される落葉広葉樹の総称です。北半球の温帯地域を中心に多くの種が分布しており、日本ではヤチダモやタモノキがアッシュ材として知られています。ヨーロッパやアメリカでは街路樹や公園樹としても広く植えられています。
アッシュ材は木材として非常に優れた特性を持ちます。
- 靭性(じんせい)が高い:曲げても割れにくく、衝撃に強い
- 弾力性がある:力を受けても元の形に戻ろうとする性質が強い
- 加工しやすい:切削・曲げ加工が容易
- 木目が美しい:家具や内装材として見た目も優れる
これらの特性から、アッシュ材は野球のバット・ラケット・スキー・オール(ボート用)などスポーツ用品に広く使われてきた歴史があります。また、高級家具・フローリング・ドアなどの建材としても重宝されています。
近年、北米ではエメラルドアッシュボーラーと呼ばれる害虫による大規模な枯損が深刻な問題となっており、都市の街路樹として植えられたアッシュが各地で被害を受けています。そのため、木材としての持続可能な利用や、害虫に強い代替樹種の植栽が各国で検討されています。
使い方・例文
野球のバットの素材として「アッシュ材」や「タモ材」という名称が使われることがあり、スポーツ用品店や木工の現場でアッシュという言葉に触れることが多いです。
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