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アカエリヒレアシシギとは?

あかえりひれあししぎ

アカエリヒレアシシギとは、夏羽のオスが赤褐色の首を持つことで知られる、水面を泳ぐ特異なシギの一種です。

アカエリヒレアシシギ(赤襟鰭足鷸)は、チドリシギ科ヒレアシシギ属に分類される渡り鳥です。学名はPhalaropus lobatusで、英名はRed-necked Phalaropeといいます。ユーラシア北部や北アメリカ北部のツンドラ地帯で繁殖し、冬季はアラビア海やインド洋などの外洋で越冬します。日本では主に春と秋の渡りの時期に、海上や河口・湖沼などで観察されます。

このシギの最大の特徴は、足趾に「弁足(べんそく)」と呼ばれる葉状のひれがあり、水面に浮いて泳ぎながら採食することです。シギ類の多くが泥地で歩きながら採食するのとは対照的で、水面をくるくると回転しながら小さな甲殻類やプランクトンを水中から掬い取ります。

また、この種はメスの方がオスより体色が鮮やかという珍しい性的逆転を示します。繁殖期のメスは頭頂が灰色で喉が白く、首から胸にかけて鮮やかな赤褐色の帯があります。オスは全体的に地味な色合いで、卵の抱卵・育雛の大部分も担います。

体長は約17〜19cm、翼開長は約30〜34cm程度と比較的小型です。渡りの際には数千〜数万羽の群れを作ることもあり、野鳥観察者に人気の高い種のひとつです。

使い方・例文

秋の渡りのシーズン(9〜10月ごろ)に、港や湖沼の水面でくるくると回転しながら採食する小さなシギを見かけた場合、アカエリヒレアシシギである可能性があります。

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