とびうお座とは?
とびうおざ
とびうお座とは、南天に位置する小さな星座で、海を飛び跳ねる魚のトビウオをモチーフにした88星座のひとつです。
とびうお座(飛魚座、Volans)は、南天に位置する小さな星座です。16世紀末にオランダの航海士ペトルス・プランキウスとピーテル・ダーフェルゾーンが南半球の星を観察し設定したとされる星座のひとつで、水面を飛び跳ねるトビウオをモチーフにしています。
大航海時代に南半球を航行したオランダの水夫たちは、熱帯・亜熱帯の海で翼のような胸びれを使って海面から飛び上がるトビウオの姿を目撃し、それを新しい星座の名前に採用しました。とびうお座は当初「Piscis Volans(飛ぶ魚)」と呼ばれていましたが、後に「Volans」に短縮されています。
とびうお座は面積が小さく、構成する星もほとんどが4〜5等台と暗いため、観測には条件の良い暗い空が必要です。最も明るいβ星でも視等級はおよそ3.8等です。天の南極からそれほど離れていないため、南半球では周極星座に近い動きをします。
星座が位置する方向には大マゼラン雲に近い領域が含まれており、かじき座やりゅうこつ座といった南天の有名な星座に囲まれています。天文学的に目立った天体は少ないものの、大航海時代の観測の歴史を伝える星座として知られています。
使い方・例文
南天の星座の成立史を紹介する文脈で「大航海時代にオランダ人が設定したとびうお座」として登場します。
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