かみのけ座とは?
かみのけざ
かみのけ座とは、北天に位置する星座で、古代エジプトの王妃ベレニケの美しい髪をモチーフにした88星座のひとつです。
かみのけ座(髪の毛座、Coma Berenices)は、北天の星座のひとつです。その起源は古代ギリシャ・エジプト時代にさかのぼり、エジプト王妃ベレニケ2世が夫の無事な帰還を祈って神殿に捧げた美しい髪が星座になったという伝説に基づいています。長らくしし座に属する「星群」として扱われていましたが、16世紀にティコ・ブラーエらによって独立した星座として定着しました。
かみのけ座を構成する星は比較的暗く、主要な恒星でも視等級4等台が中心です。しかし、この星座の最大の特徴は、銀河の宝庫ともいえる「かみのけ座銀河団(コマ銀河団)」と、その周辺に数千個もの銀河が集まる「おとめ座銀河団」の一部が含まれていることです。
また、かみのけ座には「かみのけ座流星群」の放射点があります。これは毎年12月に観測される流星群で、周期の短い彗星の残骸が地球の大気に突入することで生じると考えられています。
かみのけ座は春の夜空に見やすく、日本からも観測できます。4月から6月ごろにしし座やうしかい座の近くに広がる淡い星の集まりとして楽しめます。
使い方・例文
春の天体観測の案内や銀河団の解説で「かみのけ座銀河団に数千の銀河が集まる」と紹介されます。
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