ベレニケ2世とは?
べれにけにせい
ベレニケ2世とは、古代エジプトのプトレマイオス朝の王妃で、夫の遠征中に自らの髪を神殿に捧げたという伝説で知られる人物です。
ベレニケ2世(紀元前267年頃〜紀元前221年)は、プトレマイオス朝エジプトの女王で、プトレマイオス3世の妃です。もとはキュレネ(現在のリビア)の王女であり、政略結婚によってプトレマイオス朝と同盟を結びました。
彼女が特に有名なのは「ベレニケの髪」と呼ばれる逸話です。夫プトレマイオス3世がシリアへ遠征に出発した際、ベレニケ2世は夫の無事の帰還を祈願してアフロディテの神殿に自らの美しい髪を奉納しました。翌日、奉納した髪が神殿から消えてしまい、宮廷の天文学者コノンがこれを天に昇った星々(かみのけ座)であると称えました。この物語はローマの詩人カトゥルスによって詩に綴られ、広く知られるようになりました。
ベレニケ2世は政治的にも非凡な人物でした。
- 父の死後、キュレネの統治権を主導
- プトレマイオス朝の対外政策に積極的に関与
- 当時の女性としては異例の政治的存在感を発揮
夜空の「かみのけ座」は彼女に由来しており、古代の文学と天文学が交差する象徴的な存在として現代でも語り継がれています。
使い方・例文
「かみのけ座の由来を調べると、古代エジプトの王妃ベレニケ2世が夫の遠征の無事を祈って奉納した髪が星座になったという伝説が出てきます」という文脈で登場します。
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