いちじくとは?
いちじく
いちじくはクワ科の落葉樹で、甘みと独特の食感を持つ果実が食用にされ、古くから薬用・食用として世界中で親しまれてきた植物です。
いちじく(無花果・映日果、学名:Ficus carica)は、クワ科イチジク属の落葉小高木です。原産は西アジアから地中海東部とされ、人類が最も古くから栽培してきた植物のひとつとされています。日本には江戸時代初期に中国経由で伝来したとされています。
いちじくの最大の特徴は、その「果実」の構造にあります。私たちが食べている部分は、実は「花托(かたく)」と呼ばれる組織が肥大化したもので、その内側に無数の小さな本物の花が咲いています。「無花果」という漢字は「花がない果実」を意味しますが、実際には内部に花が咲いているため、見た目の上での命名です。
栄養面では以下のような特徴があります。
- 食物繊維:ペクチンが豊富で、整腸作用が期待されます
- ミネラル:カリウム・カルシウム・鉄分などを含みます
- フィシン:いちじくに含まれるたんぱく質分解酵素で、消化を助けます
- アントシアニン:赤紫色の色素成分で、抗酸化作用が注目されています
旬は夏(夏果)と秋(秋果)の年2回あり、主な産地は愛知県・大阪府・和歌山県などです。生食のほか、ジャム・ドライフルーツ・コンポート・料理の食材としても広く利用されます。古くから「不老長寿の果物」とも称されてきた歴史ある果物です。
使い方・例文
「秋になると地元の直売所にいちじくが並び、そのままでも甘くておいしいが、ヨーグルトやクリームチーズと合わせると一層風味が引き立つ」という形で紹介されます。
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