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クワとは?

くわ

クワとは、クワ科クワ属に分類される落葉高木・低木で、果実は食用に、葉はカイコの餌として古くから利用されてきた植物です。

クワ(桑)は、クワ科(Moraceae)クワ属(Morus)に属する落葉性の高木・低木の総称です。北半球の温帯から亜熱帯かけて広く分布し、日本ではマグワ(Morus alba)やヤマグワ(Morus bombycis)などが自生しています。

クワといえば最も重要な用途のひとつが養蚕です。カイコ(Bombyx mori)の幼虫はクワの葉を主食とし、絹糸の生産に欠かせない昆虫です。日本では弥生時代ごろから養蚕が行われていたと考えられており、クワ畑は農村の重要な産業基盤でした。明治以降も日本の絹産業を支える重要な農作物として各地で栽培されました。

果実(桑の実・マルベリー)も食用として人気があります。黒紫色に熟した実は甘酸っぱく、生食のほかジャムやジュース、果実酒に利用されます。アントシアニンを豊富に含み、抗酸化作用が注目されています。また葉や根皮は漢方薬(桑葉・桑白皮)としても用いられ、血糖値の調整や咳止めなどへの効能が知られています。

主な特徴をまとめると以下のとおりです。

  • 葉:互生し、形状の変異が大きく、切れ込みのあるものとないものが混在する
  • 果実:集合果で、黒紫色・白色・赤色など品種により色が異なる
  • 樹皮:和紙の原料にも利用される
  • 適応力:乾燥や貧栄養土壌にも比較的強い

現代では養蚕業は縮小しましたが、果樹としての関心が高まっており、家庭果樹や観賞用として庭植えや鉢植えで楽しまれています。

使い方・例文

桑の実(マルベリー)はジャムや果実酒に加工されることが多く、初夏に黒紫色に熟した実を摘み取って楽しむ家庭果樹としても人気です。

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