黄耆とは?
おうぎ
黄耆(おうぎ)とは、マメ科の植物の根を乾燥させた生薬で、気(エネルギー)を補い免疫力を高める代表的な補気薬です。
黄耆(おうぎ)は、マメ科のAstragalus membranaceus(キバナオウギ)またはAstragalus mongholicus(ナイモウオウギ)の根を乾燥させた生薬です。中国では「黄芪」と表記され、人参と並んで「補気の要薬」として2000年以上にわたり利用されてきました。
漢方医学における主な働きは次の通りです。
現代薬学の研究では、黄耆に含まれる多糖類(アストラガラン等)やサポニン(アストラガロシド)に免疫賦活作用・抗酸化作用・血糖調整作用があることが報告されています。補中益気湯・十全大補湯・防己黄耆湯などの漢方処方に配合され、疲労感・冷え・多汗・浮腫みなど幅広い症状に応用されます。特に体力が落ちた慢性疾患の回復期や、免疫力を高めたい場面で処方されることが多い生薬です。
使い方・例文
黄耆は「補中益気湯」の主要成分のひとつとして知られ、疲れやすさや病後の体力回復を目的とした漢方薬の成分表に頻出します。
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