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風疹ウイルスとは?

ふうしんういるす

風疹ウイルスとは、三日はしかとも呼ばれる風疹を引き起こすRNAウイルスで、妊娠初期の感染は胎児に重大な影響を与えることがあります。

風疹ウイルス(Rubella virus)は、トガウイルス科ルビウイルス属に分類される一本鎖プラス鎖RNAウイルスです。ヒトのみを自然宿主とし、飛沫感染接触感染によって伝播します。潜伏期間は2〜3週間で、発熱・発疹・リンパ節腫脹(特に耳後部・後頸部)が特徴的な症状です。

小児では比較的軽症で経過することが多いですが、成人での感染では関節痛などの症状が強く現れることがあります。最も重要な問題は先天性風疹症候群(CRS)で、妊娠初期(特に妊娠12週以前)に感染した場合、胎児に白内障・難聴・先天性心疾患などの深刻な障害をもたらす可能性があります。

ワクチンによる予防が有効で、日本では麻疹・風疹混合(MR)ワクチンとして定期接種が実施されています。過去に接種機会がなかった世代(特に成人男性)での抗体保有率が低い場合があり、成人への接種推奨も公衆衛生上の課題となっています。WHOは風疹の世界的な排除を目標としており、ワクチン接種率の向上が鍵となっています。

使い方・例文

妊婦健診で風疹抗体検査が行われる際や、妊娠を希望する女性・そのパートナーへのワクチン接種を勧める場面で風疹ウイルスへの言及がなされます。

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