電線とは?
でんせん
電線とは、電気を発電所から家庭や工場などへ送り届けるために用いられる導体を絶縁材で覆った線状の電気部品です。
電線とは、電気エネルギーを一地点から別の地点へ伝導するために用いられる線状の部材です。一般的には銅やアルミニウムなどの電気を通しやすい金属(導体)を芯材とし、その外周をビニール・ゴム・ポリエチレンなどの絶縁材料で覆った構造をしています。
電線は用途によってさまざまな種類に分けられます。
- 送電線 — 発電所から変電所へ大量の電力を高電圧で送る電線。鉄塔に架け渡された高圧線がこれにあたる
- 配電線 — 変電所から各家庭・建物へ電力を分配する電線。電柱に沿って張られているものが身近な例
- 屋内配線 — 建物内部で使用される比較的細い電線
- 通信ケーブル — 電話・インターネット信号を伝えるための電線
日本では電線を電柱の上に架ける「架空配線」が長く主流でしたが、景観上の問題や台風・地震などの災害時に倒電柱・断線が起きやすいという弱点が指摘され、近年は地中に埋設する「電線地中化(無電柱化)」が都市部を中心に推進されています。
電線の素材には導電性が高く加工しやすい銅が広く使われてきましたが、価格の安いアルミニウムも送電線などで多用されています。電線の太さ(断面積)は流せる電流量と関係しており、大電流を流す場面ほど太い電線が必要となります。電線の適切な選定と施工は電気設備の安全性を確保するうえで基礎的かつ重要な知識です。
使い方・例文
台風で倒れた電柱が電線を断線させ、広範囲で停電が起きる被害が報告されることがある。
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