電子制御スロットルとは?
でんしせいぎょすろっとる
電子制御スロットルとは、アクセルペダルの操作を電子信号に変換し、モーターでスロットルバルブを開閉する自動車のエンジン制御システムのことです。
電子制御スロットル(でんしせいぎょスロットル)とは、自動車においてアクセルペダルの踏み込み量を電子センサーで読み取り、その信号をエンジンコントロールユニット(ECU)が処理し、電動アクチュエーター(モーター)によってスロットルバルブを開閉する機構のことです。英語では「Electronic Throttle Control(ETC)」や「Drive-by-Wire(DBW)」とも呼ばれます。
従来のスロットルはアクセルペダルとスロットルバルブがワイヤーで物理的に直結されていましたが、電子制御スロットルではその間に電子制御系が介在します。これにより以下のメリットが生まれます。
- 燃費・排ガスの最適化:ECUが走行状況に応じて最適な空気量を算出し、効率的な制御が可能になります。
- 各種制御との連携:トラクションコントロールやクルーズコントロールなど、他の電子制御システムとシームレスに連動できます。
- ドライバビリティの向上:急激なアクセル操作を滑らかに補正し、唐突なトルク変動を抑えます。
- アイドリング制御の精度向上:エアコンや電気負荷に応じた細かなアイドル調整が可能です。
一方で、電子系の故障時には走行不能になるリスクもあるため、フェイルセーフ機能の設計が重要です。現在の乗用車の大半にはこのシステムが標準搭載されています。
使い方・例文
急にアクセルを踏み込んでも車が滑らかに加速するのは、電子制御スロットルがECUの判断でスロットル開度を最適に調整しているためです。アダプティブクルーズコントロールとも連携して動作します。
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