フライホイールとは?
ふらいほいーる
フライホイールとは、エンジンのクランクシャフトに取り付けられた大きな円盤状の部品で、回転エネルギーを蓄えてエンジンの回転を滑らかに保ちます。
フライホイール(Flywheel)とは、エンジンのクランクシャフト末端に固定された重い円盤状の部品です。物理的な慣性モーメントを利用して回転エネルギーを蓄え、エンジンの爆発行程と非爆発行程の間で生じる回転ムラを吸収・平滑化する役割を担います。
4ストロークエンジンでは、爆発(膨張)行程は4行程のうち1行程しかなく、残りの3行程では逆にエネルギーを消費します。フライホイールはこの周期的なトルク変動を蓄えた回転慣性で補い、アイドリングの安定性を維持します。
フライホイールの主な機能と関連部品は以下のとおりです。
- 回転エネルギーの貯蔵・放出によるトルク変動の緩和
- リングギア(スタータモーターと噛み合う歯車)の取り付け台座
- MT車ではクラッチディスクの接触面(摩擦面)
- エンジン回転数センサー用のリラクタリングが付く場合もある
重量と応答性はトレードオフの関係にあり、レーシングカーでは軽量化のため薄い軽量フライホイールが使われますが、アイドリングの安定性は犠牲になります。近年ではハイブリッド車のモーター・ジェネレーターがフライホイールの機能を一部担うケースも増えています。
使い方・例文
MT車でエンジンをかけた際、クランクシャフトにスタータモーターのピニオンギアを噛み合わせてエンジンを始動させますが、このとき噛み合う相手がフライホイール外周のリングギアです。
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