隕石とは?
いんせき
隕石とは、宇宙空間から地球の大気圏を通過して地表に到達した岩石や金属の天体の破片のことです。
隕石(いんせき)とは、宇宙空間を漂う小惑星・彗星の欠片などが地球の引力に引き寄せられ、大気圏への突入時に燃え尽きずに地表まで到達した天然の固体物質です。大気圏に突入して発光する現象を「流星(流れ星)」と呼び、地表に到達したものを特に「隕石」と呼びます。
隕石は組成によって主に3種類に分類されます。
- 石質隕石(コンドライト・エコンドライト):最も多く、岩石成分が主体。
- 鉄質隕石:鉄とニッケルを主成分とし、重くて金属光沢を持つ。
- 石鉄隕石:石質と鉄質の中間で、パラサイトなど美しい模様を持つものもある。
隕石は太陽系が形成された約46億年前の物質をほぼそのままの状態で保存している「タイムカプセル」であり、惑星科学・宇宙化学の研究において非常に重要な資料です。アミノ酸などの有機物が含まれる隕石も確認されており、生命の起源を探る研究にも貢献しています。
日本でも隕石の落下・発見例があり、特に南極の氷床上では多数の隕石が回収されています。大型の隕石衝突は過去に地球環境を激変させた証拠もあり、約6600万年前の白亜紀末の大量絶滅との関連が有力視されています。
使い方・例文
「博物館に展示された鉄質隕石を触れてみると、ずっしりと重く、宇宙からやってきた天然物質だと実感できました」のように、科学館や博物館の展示で登場することがあります。
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