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阿膠とは?

あきょう

阿膠とは、ロバの皮を煮詰めて作られる伝統的な中国の生薬で、古くから補血・滋養強壮の目的で用いられてきた膠質成分です。

阿膠(あきょう)は、ロバの皮を長時間煮出して精製・乾燥させたゼラチン質の生薬です。中国の山東省東阿(とうあ)地方が産地として有名であり、その地名に由来して「阿膠」と呼ばれます。歴史は古く、中国最古の薬物書とされる『神農本草経』にも上品(最上位の薬)として記載されており、2000年以上にわたり使用されてきた実績があります。

主成分はコラーゲン由来のゼラチンタンパク質であり、グリシン・プロリン・ヒドロキシプロリンなどのアミノ酸を豊富に含みます。中医学では「補血止血・滋陰潤燥」の効能があるとされ、貧血・出血・陰虚による乾燥症状などに応用されます。女性の月経不調や産後の体力回復にも古くから活用されてきました。

現代では錠剤・顆粒・飲料など多様な形態で流通しており、中国では漢方薬局はもちろん、健康食品としても広く親しまれています。日本では薬局や輸入食材店で入手できますが、医薬品としての規制や品質基準は国によって異なるため、使用の際は注意が必要です。近年は動物愛護の観点からロバの皮の供給問題も議論されています。

使い方・例文

冬の養生として阿膠を生姜湯や温かいお湯に溶かして飲む習慣が中国では根強く残っており、特に女性の滋養目的で活用されます。

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