防風通聖散とは?
ぼうふうつうしょうさん
防風通聖散とは、漢方薬のひとつで、肥満や便秘、高血圧の改善などに用いられる処方で、18種類の生薬を組み合わせたものです。
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)は、中医学・漢方医学で用いられる代表的な処方のひとつです。防風・荊芥・薄荷・麻黄・大黄・芒硝・滑石・石膏・黄芩・桔梗・山梔子・連翹・当帰・芍薬・川芎・白朮・甘草・生姜の18種類の生薬を組み合わせた多味処方で、中国・宋代の医学書に起源を持つとされます。
主な効能・効果として、漢方医学では「体力が充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなもの」に用いられるとされており、肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘・蓄膿症(慢性鼻炎)などに適応があるとされています。
現代日本では、医療用漢方製剤および一般用漢方製剤(OTC医薬品)として販売されており、いわゆる「漢方のダイエット薬」として広く認知されています。ただし、医薬品であるため適切な使用が必要であり、副作用(肝機能障害・偽アルドステロン症など)のリスクもあることから、服用前に医師・薬剤師への相談が推奨されます。
「防風」は風邪をふせぐ生薬、「通聖」は聖人のように通じる(全身に効く)という意味合いがあるとされ、名前にその効能の広さが表れています。
使い方・例文
ドラッグストアで「漢方の肥満改善薬」を探すと防風通聖散配合の製品が見つかることが多く、便秘や体重が気になる方が医師や薬剤師に相談のうえ利用することがあります。
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