過労死とは?
かろうし
長時間労働や極度の精神的負荷が原因で、心臓疾患や脳血管障害、自殺などにより死亡することを指す社会問題です。
過労死とは、過度な長時間労働や職場でのストレスを主因として、脳・心臓疾患や精神障害による自殺(過労自殺)で死亡することをいいます。英語でも「Karoshi」として国際的に認知されています。
身体的な過労死は、主に脳梗塞・心筋梗塞など循環器系の疾患で突然死するケースが多く、慢性的な睡眠不足や極度の疲労が血管へのダメージを蓄積させることが背景にあります。精神的な過労死(過労自殺)は、職場でのパワーハラスメントや責任の重圧、長時間勤務によるうつ病などが原因となります。
日本では高度経済成長期以降に社会問題として認識が広まり、労働基準法の改正や「働き方改革関連法」の施行(2019年)により、時間外労働の上限規制が設けられました。また、厚生労働省は過労死等防止対策推進法(2014年施行)に基づき、実態調査や対策強化を進めています。
過労死の防止には、企業・労働者・国が連携して長時間労働文化を見直し、心身の健康を守る仕組みを整えることが不可欠です。
使い方・例文
月100時間を超える残業が続いた社員が急性心不全で亡くなり、過労死として労災認定された事例が社会的な注目を集めました。
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