軟体動物とは?
なんたいどうぶつ
貝類やイカ・タコ、ナメクジなどを含み、柔らかい体と多くは殻をつくる外套膜を持つ無脊椎動物の大きな一群のことです。
軟体動物とは、貝類やイカ・タコ類、ナメクジなどを含む無脊椎動物の一大グループのことです。その名の通り骨格を持たない柔らかい体が特徴で、多くの種は内臓を包む外套膜という組織を持ち、そこから炭酸カルシウムでできた殻を分泌します。体は頭部・内臓を収めた胴部・移動に使う足の三つの部分から構成されるのが基本的な体制ですが、進化の過程でこれらの形は種ごとに大きく変化してきました。
軟体動物は形態の違いから複数の綱に分けられ、代表的なものにアサリやハマグリなどの二枚貝綱、サザエやカタツムリなどの腹足綱、そしてイカやタコなどの頭足綱があります。二枚貝は左右一対の殻で体を守り、腹足類は一枚の巻いた殻と歯舌と呼ばれるやすり状の器官で食物を削り取ります。一方、頭足類は多くが殻を退化させ、発達した眼や神経系を持ち、高い知能を示すことでも知られています。
軟体動物は海から淡水、陸上まで幅広い環境に生息し、食用資源として、また生態系の中で他の生物の餌となる存在として重要な役割を果たしています。
使い方・例文
アサリやサザエ、イカやタコはいずれも軟体動物に分類され、食卓にもよく登場する身近な生き物です。
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