褥瘡とは?
じょくそう
褥瘡とは、長時間同じ体勢でいることで皮膚が圧迫され続け、組織が壊死してしまう状態のことです。
褥瘡(じょくそう)は、一般に「床ずれ」とも呼ばれ、長時間にわたって体の一部に圧力がかかり続けることで皮膚や皮下組織への血流が途絶え、組織が損傷・壊死する状態です。寝たきりや車椅子使用者に多くみられ、介護・医療における重要な問題のひとつです。
発生しやすい部位は骨が突出した箇所で、代表的な部位として以下があります。
- 仙骨部(お尻の中央)
- かかと・くるぶし
- 肩甲骨・肘・後頭部
進行は段階的で、皮膚の発赤(ステージ1)から始まり、水疱・表皮欠損(ステージ2)、皮下組織までの損傷(ステージ3)、骨や筋肉まで達する深部損傷(ステージ4)へと悪化します。一度深部まで達すると治癒に長期間を要し、感染症のリスクも高まります。
予防が最も重要で、主な対策には2時間ごとの体位変換、エアマットレスや体圧分散クッションの使用、皮膚の清潔・保湿維持、栄養管理などがあります。すでに発生した場合は、創傷被覆材の使用、壊死組織のデブリードマン、感染コントロールなどの処置が必要です。
使い方・例文
入院中に体を動かせない期間が続いたため、看護師がこまめに体位変換を行い、褥瘡の予防に努めた。
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