製材歩留まりとは?
せいざいぶどまり
製材歩留まりとは、丸太から木材製品を切り出す際に、原木に対して有効な製品材積が占める割合のことです。
製材歩留まり(せいざいぶどまり)とは、丸太(原木)を製材所で製品(板材・角材など)に加工したとき、原木の材積(体積)のうち有効な製品として取り出せた割合を百分率(%)で表した指標です。「製材率」ともいいます。
- 丸太の形状(真円に近いほど歩留まりが高い)
- 丸太の直径(大径木ほど歩留まりが高い傾向がある)
- 節・割れ・腐れなどの欠点の有無
- 製材機械の精度と鋸の刃厚(カーフロス)
- 製品の規格・寸法設計
一般的な数値の目安として、針葉樹の丸太では製材歩留まりがおおむね50〜65%程度とされることが多く、残りはオガ粉・背板・端材などとして発生します。近年はこれらの副産物も木質ペレットやチップ原料として有効利用され、歩留まりの概念は「素材全体の利用率」という観点で捉え直されています。
産業上の意義として、製材歩留まりは製材業者のコストと収益に直結する重要指標です。歩留まりを高めるために、コンピュータ制御の最適木取りシステム(オプティマイザー)を導入している製材所も増えています。また、森林資源の有効活用・持続可能な林業の観点からも、歩留まりの向上は重要なテーマです。
使い方・例文
丸太1立方メートルを製材した場合に0.55立方メートルの製品材が取れたとすれば、製材歩留まりは55%となり、残り45%は端材やオガ粉として処理されます。
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