裁判員制度とは?
さいばんいんせいど
裁判員制度とは、一般市民が裁判員として刑事裁判に参加し、裁判官とともに判決を決める制度のことです。
裁判員制度とは、国民の中からくじで選ばれた裁判員が、刑事裁判の審理に参加し、裁判官とともに被告人が有罪か無罪か、有罪であればどのような刑にするかを判断する制度です。日本では2009年に導入され、殺人や強盗致死傷といった重大な刑事事件を対象としています。
この制度が設けられた背景には、司法をより身近で分かりやすいものにし、国民の視点や感覚を裁判に反映させるという狙いがあります。裁判員は満20歳(現在は18歳)以上の有権者の中から事件ごとに無作為に選ばれ、原則として一つの事件につき6人の裁判員が3人の裁判官とともに審理に参加します。証拠の内容を確認し、証人尋問なども傍聴したうえで、評議を行って結論を導きます。
裁判員には守秘義務が課される一方、裁判に参加した経験は司法への理解を深める機会ともなっています。制度導入前は職業裁判官のみで判断していた重大事件の審理に市民感覚を取り入れることで、より社会の実情に即した判断が期待されていますが、参加への負担や心理的なストレスといった課題も指摘されています。
使い方・例文
殺人事件の裁判で、選ばれた6人の裁判員が裁判官と一緒に証拠を検討し、判決について話し合います。
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