被告とは?
ひこく
被告とは、民事裁判において訴えを起こされた側の当事者のことを指す法律用語です。
被告(ひこく)とは、民事訴訟において原告(訴えを起こした側)から訴えられた当事者のことを指します。裁判所に訴状が提出されると、訴えた側が「原告」、訴えられた側が「被告」と呼ばれ、この両者が民事裁判の主な当事者となります。
日本の民事訴訟法では、被告は訴状の送達を受けた後、答弁書を提出して争う権利が保障されています。被告は原告の主張を認めることも、反論・反訴することも可能です。
よく混同されるのが、刑事事件における「被告人(ひこくにん)」との違いです。
- 被告:民事裁判で訴えられた人(個人・企業どちらもなりえる)
- 被告人:刑事裁判で検察官に起訴された人
日常会話や報道では「被告」と「被告人」が混用されることもありますが、法律上は明確に区別されています。例えば、交通事故による損害賠償請求の民事裁判では、事故を起こした運転手や雇用先の会社が「被告」となります。
企業が被告になる場合もあり、製品の欠陥・労働問題・契約違反などを巡る訴訟では法人が被告として応訴します。被告の地位は裁判が終結(判決確定・和解成立など)した時点で消滅します。
使い方・例文
隣人との土地の境界線をめぐるトラブルで訴訟が起きた場合、訴えられた隣人が「被告」として裁判所に出頭することになります。
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