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時効とは?

じこう

時効とは、一定の期間が経過することで権利が消滅したり、逆に権利が認められたりする法律上の制度です。

時効とは、ある事実状態が一定期間継続した場合に、その事実に法律上の効果を与える制度です。日本の法律では大きく消滅時効取得時効の2種類があります。

消滅時効とは、権利を一定期間行使しないでいると、その権利が消滅するという制度です。たとえば、お金の貸し借りにおいて、債権者が一定期間(民法上は原則5年または権利を行使できると知ってから5年)請求を行わなかった場合、債務者は時効を「援用」することで返済義務を免れることができます。なお、時効の利益を受けるには当事者が「時効を援用する(主張する)」意思表示が必要です。

取得時効とは、他人の物を一定期間占有し続けることで所有権などを取得できる制度です。民法では、善意・無過失で10年間、または善意・悪意にかかわらず20年間占有すると成立するとされています。

刑事事件における「公訴時効」は、犯罪が行われてから一定期間が過ぎると検察官が起訴できなくなる制度です。ただし、2010年の刑事訴訟法改正により、死刑に相当する重大犯罪の公訴時効は廃止されました。

時効は「権利の上に眠る者を保護しない」という法理のもと、法的安定性を確保するための重要な制度です。

使い方・例文

長年放置されていた借金も、消滅時効が成立していれば、債務者が時効を援用することで返済義務がなくなります。

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最終更新:

くわしい解説記事 時効とは?一定期間の経過で権利や責任が変わる制度をわかりやすく解説

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