航空写真測量とは?
こうくうしゃしんそくりょう
航空写真測量とは、航空機から地表を撮影した写真を解析して地形や地物の位置・形状・高さを正確に計測する測量手法です。
航空写真測量とは、航空機やドローンなどの飛行体に搭載したカメラで地表を上空から撮影し、得られた写真群を解析することで地形・建物・道路などの地物の位置座標・形状・高低差を正確に計測する技術です。空中写真測量とも呼ばれます。
撮影は一定の重複率(縦方向60〜80%、横方向30〜60%程度)を保ちながら複数枚の写真を撮り、隣接する写真の重複部分に写った同一地物を立体視することで、三次元的な位置情報を取得します。この原理をステレオ写真測量といいます。
航空写真測量の主な工程は以下のとおりです。
- 飛行計画の立案と地上基準点(GCP)の設置
- 航空機による写真撮影
- 写真の内部・外部標定(カメラ位置と姿勢の推定)
- 空中三角測量による座標計算
- 数値標高モデル(DEM)や正射影像の作成
近年はGPSやIMU(慣性計測装置)との組み合わせによりGCP不要な測量も実用化されており、ドローンを活用した小規模測量も普及しています。広大な面積を短期間かつ低コストで測量できる利点から、国土地理院の地図更新、土木工事の設計、農地管理、防災対策など幅広い分野で活用されています。
使い方・例文
大規模な道路建設や河川改修の設計に際し、航空写真測量で広範囲の地形データを取得して数値標高モデルを作成し、土量計算や設計図の作成に活用します。
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