糖蜜とは?
とうみつ
糖蜜とは、砂糖の製造過程でショ糖を結晶化した後に残る粘性の高い副産物で、独特の風味と甘みを持つ液体です。
糖蜜(とうみつ)とは、サトウキビやテンサイ(砂糖大根)から砂糖を精製する工程で生じる副産物です。原料の汁液を煮詰めてショ糖を結晶化させると、結晶部分を取り除いた後に粘り気のある黒褐色の液体が残ります。これが糖蜜です。英語では「モラセス(molasses)」とも呼ばれます。
糖蜜は精製の段階によって性質が異なります。
- 一番糖蜜:最初の結晶化で得られる。糖度が高く色も薄め
- 二番糖蜜:二回目の結晶化後に残る。やや濃い色と強い風味
- 廃糖蜜(ブラックストラップ):最終段階の副産物。鉄分・カルシウム・マグネシウムなどのミネラルを豊富に含む
糖蜜の主な用途は多岐にわたります。食品分野ではパン・クッキー・タレの風味付けや、ラム酒の原料として利用されます。農業分野では家畜飼料の甘味補強剤として使われ、工業分野ではエタノール発酵の原料としても活用されています。廃糖蜜に含まれるミネラルは栄養補助の観点から注目されており、健康食品としても販売されています。
使い方・例文
ラム酒の製造ではサトウキビ由来の廃糖蜜を発酵・蒸留して使い、独特の甘い香りのもとになっています。また、ジンジャーブレッドやカントリーパンの生地に糖蜜を加えることで、深みのある色と風味が生まれます。
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