ショ糖とは?
しょとう
ショ糖とは、グルコースとフルクトースが結合した二糖類で、砂糖の主成分として知られる甘味物質です。
ショ糖(スクロース、sucrose)は、グルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)が1対1で結合した二糖類です。化学式はC₁₂H₂₂O₁₁で表されます。私たちが日常的に使う白砂糖・三温糖・上白糖の主成分であり、甘味の基準物質としても用いられます。
ショ糖はサトウキビやテンサイ(砂糖大根)から大量に生産されています。サトウキビの茎やテンサイの根に蓄積されたショ糖を搾り出し、精製することで市販の砂糖になります。自然界では果物・野菜・花の蜜などにも含まれています。
化学的な性質として重要な点は以下のとおりです。
- 水に非常に溶けやすく、20℃の水100gに約200g溶ける
- 水溶液中でイオンに分解しないため、電気を通さない(非電解質)
- 酸や消化酵素(スクラーゼ)で加水分解されるとグルコースとフルクトースに分かれる
- 加熱するとカラメル化し、さらに高温では炭化する
食品工業では甘味料・保存料・発酵の原料として欠かせないほか、医薬品の賦形剤や点滴(経口補水など)にも利用されています。生物の授業ではデンプン・グルコース・ショ糖の違いを学ぶ素材として重要な位置を占めます。
使い方・例文
砂糖水を口の中に入れると、消化酵素のはたらきでショ糖がグルコースとフルクトースに分解され、腸から吸収されてエネルギー源として使われます。
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