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フルクトースとは?

ふるくとーす

フルクトースとは、果物や蜂蜜に多く含まれる単糖類で、天然の糖の中で最も甘みが強いことで知られます。

フルクトース(fructose)は、果糖とも呼ばれる単糖類で、分子式 C₆H₁₂O₆ はグルコースと同じですが構造が異なる異性体です。自然界では果物・野菜・はちみつに多く含まれるほか、スクロース砂糖)の加水分解によってグルコースとともに生成されます。

フルクトースの甘さはショ糖の約1.2〜1.7倍ともいわれ、天然の単糖の中で最も高い甘味度を持ちます。低温でより甘みが増す性質があるため、冷たい飲み物やデザートに特に甘みを感じさせる効果があります。

体内での代謝経路はグルコースと異なります。フルクトースは小腸で吸収された後、主に肝臓で代謝されます。インスリン分泌をほとんど刺激しないため、血糖値の急激な上昇を引き起こしにくいとされますが、大量摂取では肝臓での脂肪合成が促進されるリスクが指摘されています。

食品産業では異性化糖(高フルクトースコーンシロップ)として清涼飲料水・加工食品に広く利用されています。甘味料・保湿剤・発酵基質としても工業的に重要です。近年は過剰摂取と肥満・メタボリックシンドロームの関係も研究が進んでいます。

使い方・例文

リンゴやブドウが甘く感じるのはフルクトースを豊富に含むためで、冷やすと甘みがいっそう増す理由もこの糖の性質によるものです。

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