等値線図とは?
とうちせんず
等値線図とは、ある数値が等しい地点を結んだ線(等値線)を地図上に描くことで、連続的な空間分布を表現する主題図の一種です。
等値線図(Isoline Map・Isarithmic Map)は、地理空間上の連続的な量(気温・気圧・降水量・標高など)の分布を、同じ値を持つ地点を結んだ等値線によって表現した地図です。等値線の間隔(等値線間隔)が狭い箇所ほど値の変化が急であることを示します。
等値線には扱うデータによってさまざまな固有の名称があります。
- 等高線(contour line):標高が等しい点を結ぶ。地形図の基本要素
- 等圧線(isobar):大気圧が等しい点を結ぶ。天気図で馴染み深い
- 等温線(isotherm):気温が等しい点を結ぶ
- 等降水量線(isohyet):降水量が等しい点を結ぶ
等値線の作成には、観測点のデータから格子状の値を補間する空間補間(IDW・クリギングなど)が用いられます。観測点が少ない場合や分布が不規則な場合は補間精度が低下するため注意が必要です。
等値線図は気象・地質・環境分野の標準的な表現手法であり、デジタルGISにおいてもラスターデータから等値線を自動生成する機能が広く利用されています。コロプレス図のように区域境界の影響を受けないため、連続的な現象の表現に適しています。
使い方・例文
天気予報で見る天気図は等値線図の代表例で、等圧線の間隔が狭い箇所は気圧の変化が急なため風が強いことを示しています。
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