地形図とは?
ちけいず
地形図とは、地表の起伏・山地・河川・道路・集落などを正確な縮尺と記号で表現した地図のことで、土地の形状を把握するための基本的な地図です。
地形図とは、地球表面の地形・地物・地名を一定の縮尺と図式に従って精確に表現した地図のことです。標高の変化を示す等高線が描かれているのが大きな特徴で、山の高さや谷の深さ、斜面の傾きなどを読み取ることができます。
地形図の主な特徴と構成要素は以下のとおりです。
- 等高線:同じ標高の地点を結んだ曲線。等高線の間隔が狭いほど急斜面、広いほど緩やかな地形を示す。
- 縮尺:実際の距離を地図上に縮めた比率。一般的に使われる地形図には2万5千分の1や5万分の1などのスケールがある。
- 地図記号:道路・鉄道・建物・田畑・森林・河川など地物を統一した記号で表示する。
- 方位と座標:北方向が示され、緯度経度や座標系に基づいて位置を特定できる。
日本では国土地理院が国家基本図として各縮尺の地形図を整備・刊行しており、登山・測量・土木・防災計画など幅広い分野で活用されています。特に登山では2万5千分の1地形図が標準的なナビゲーションツールとして使われてきました。
近年はデジタル地形図やGIS(地理情報システム)の普及により、紙の地形図に加えて電子地図も広く利用されています。航空測量や衛星リモートセンシングの技術進化により、地形図の精度と更新頻度も向上しています。
使い方・例文
登山の計画を立てる際に2万5千分の1の地形図を用いて、山のルートや標高差・沢の位置などを事前に確認します。また土木工事の設計や防災ハザードマップの作成にも地形図のデータが基礎として使われます。
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