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竜胆瀉肝湯とは?

りゅうたんしゃかんとう

竜胆瀉肝湯とは、肝臓や泌尿生殖器の炎症・熱証を鎮める漢方処方で、排尿痛や帯下など下焦部の症状に用いられます。

竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)は、漢方医学において「肝経の湿熱」を取り除くことを目的とした処方です。肝経とは肝・胆に関連する経絡で、その熱や湿邪が下半身に集まって炎症引き起こすと考えられた際に用いられます。

主な構成生薬には、竜胆(りゅうたん)・黄芩(おうごん)・山梔子(さんしし)・木通(もくつう)・車前子(しゃぜんし)・沢瀉(たくしゃ)・当帰(とうき)・地黄(じおう)・甘草(かんぞう)・柴胡(さいこ)などが含まれます。竜胆は苦味健胃・消炎の作用が強く、処方名の由来となっています。

主な適応は以下のような症状です。

  • 排尿時の痛みや残尿感(尿道炎・膀胱炎)
  • 陰部のかゆみや帯下(おりもの)
  • 外陰部・陰嚢の腫れや痛み
  • 側腹部の張りや痛み

ただし、長期服用や体質によっては肝機能障害などの副作用が報告されており、医師・薬剤師の指導のもとで使用することが重要です。日本では処方箋医薬品として取り扱われるケースが多く、主に泌尿器科や産婦人科領域で処方されます。

使い方・例文

繰り返す膀胱炎や、原因がはっきりしない外陰部のかゆみ・帯下の改善を目的に、婦人科や泌尿器科の漢方外来で竜胆瀉肝湯が処方される場面でよく登場します。

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