木通とは?
もくつう
木通とは、アケビ科またはモクツウ科の植物の茎を乾燥させた生薬で、利尿・通乳・関節の痛みを取り除く効能を持ちます。
木通(もくつう)は、Akebia quinata(アケビ)やClematis armandii(センニンソウの近縁種)などの茎を輪切りにして乾燥させた生薬です。名前の由来は茎の断面に多数の細孔があり、「木の中が通じている(通道がある)」ことからきています。
漢方では「通」の性質を生かして体内の詰まりを解消する薬として用いられ、主に利尿・清熱・通乳の効能を持つとされています。
主な効能は以下の通りです。
代表的な処方には「八正散(はっしょうさん)」「竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)」「導赤散(どうせきさん)」などがあります。なお、かつて一部で使用されていた「関木通(かんもくつう)」(Aristolochia manshuriensis)はアリストロキア酸による腎毒性が問題となり、現在は使用が禁止・制限されています。日本で使われる木通はアケビ由来が主流です。
使い方・例文
泌尿器科系の不調や尿路炎症に対する漢方治療で処方される「八正散」の成分リストに「木通」が含まれており、処方箋や説明書で目にすることがあります。
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