あけびとは?
あけび
アケビとは、秋に紫色の実が割れて甘い白い果肉を見せる、日本の山野に自生するツル性植物です。
アケビ(木通)は、アケビ科アケビ属に分類されるツル性の落葉木本植物で、日本の山野に広く自生しています。学名はAkebia quinataで、「Akebia」は日本語の「あけび」に由来する属名です。
アケビの最大の特徴は、秋(9〜10月ごろ)に熟する果実です。楕円形の紫がかった果皮が縦に割れると(この裂開が「開け実」=アケビの名の由来とも言われます)、内側に半透明の白いゼリー状の甘い果肉と黒い種が現れます。果肉はほのかな甘さがあり、生食することができます。一方、果皮は苦味があるものの、山形県などの一部地域では天ぷらや炒め物・肉詰めなどの郷土料理として食べる文化があります。
植物としての特徴は以下の通りです。
- 葉は小葉5枚が掌状に並ぶ複葉(五葉アケビ)が基本
- 春に淡紫色の小花を咲かせ、雌雄同株・異花
- ツルは丈夫で籠や工芸品の材料としても利用される
- 近縁種に三葉アケビ(Akebia trifoliata)があり、交雑種もある
野生のアケビは山歩きの楽しみの一つとして親しまれており、近年は家庭菜園や果樹栽培としても注目されています。
使い方・例文
秋の里山を歩いていると、ツルに紫色の実がぶら下がり、口を開けたように割れているのを見かけることがあります。それがアケビの実で、白い果肉部分をそのまま口に含んで食べることができます。
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