神経ブロックとは?
しんけいぶろっく
神経ブロックとは、局所麻酔薬などを神経の周辺に注射することで痛みの信号を遮断し、痛みを和らげる治療法です。
神経ブロックとは、痛みの伝達に関わる神経やその周囲に局所麻酔薬・ステロイド薬・神経破壊薬などを注射し、痛みの信号を遮断または抑制する治療法です。ペインクリニックや麻酔科で広く実施されており、手術後の疼痛管理から慢性疼痛の治療まで幅広く活用されています。
痛みは末梢神経から脊髄を経て脳へ伝達されますが、神経ブロックはその経路の途中に薬剤を作用させることで伝達を遮断します。効果は使用する薬剤によって異なり、局所麻酔薬では数時間から数十時間、ステロイドを加えると数週間の効果が期待できます。難治性の痛みには神経破壊薬を使い、より長期的な遮断を図ることもあります。
代表的な神経ブロックの種類には次のものがあります。
- 硬膜外ブロック:脊髄の硬膜外腔に薬を注入する
- 星状神経節ブロック:頸部の交感神経節に作用させる
- トリガーポイント注射:筋肉の過緊張部位に直接注射する
- 肋間神経ブロック:肋骨に沿う神経を遮断する
神経ブロックは薬物療法だけでは改善が難しい帯状疱疹後神経痛・がん性疼痛・腰痛・頭痛などに対して有効とされます。超音波やX線透視を使いながら精確に針を誘導する技術が普及し、安全性と有効性が向上しています。
使い方・例文
帯状疱疹の後遺症による激しい神経痛に悩む患者が、ペインクリニックで硬膜外ブロックを受けて痛みを大幅に軽減するケースが典型例です。
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