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神楽歌とは?

かぐらうた

神楽歌とは、宮廷の御神楽で歌われる歌謡の総称で、古代の大和言葉による神をまつる歌が長く受け継がれてきたものです。

神楽歌(かぐらうた)は、宮中で行われる御神楽(みかぐら)の儀式において歌われる歌謡の総称です。御神楽は毎年12月に宮中の神嘉殿(しんかでん)で一晩通じて行われる神事であり、神楽歌はその場で神楽笛篳篥・笙の伴奏とともに披露されます。

神楽歌の起源は奈良時代平安時代初期にまでさかのぼると考えられており、古代の祭祀歌謡を源流としています。歌詞は古い大和言葉(和語)で書かれ、神をたたえたり、五穀豊穣や国の安泰を祈ったりする内容が中心です。歌詞の意味が当時でも難解になっていたため、平安時代には注釈書も作られました。

神楽歌の種類には大きく以下のものがあります。

  • 本歌(ほんうた):神楽の中心となる歌
  • 末歌(すえうた):本歌に続いて歌われる
  • 中歌(なかうた):儀式の中間に挿入される

歌い方は複数の歌人が掛け合いで歌う形式をとり、独特の音階と節回しをもちます。楽譜は平仮名や記号を組み合わせた神楽歌譜として記録されてきました。現在は宮内庁楽部の楽師が伝承を担い、無形文化財として保護されています。古代から連続する歌謡の実例として、日本語史・音楽史の観点からも重要な資料です。

使い方・例文

神楽歌は宮中の御神楽に関する解説や、日本の古典文学・音楽史の文脈で「古代の宮廷祭礼で歌われた歌謡」として紹介される場面で登場します。

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