皮膚線維腫とは?
ひふせんいしゅ
皮膚線維腫とは、皮膚の真皮層に生じる良性の線維性腫瘍で、茶褐色の硬い小結節として現れる皮膚病変です。
皮膚線維腫(ひふせんいしゅ)は、皮膚の真皮層に存在する線維芽細胞や組織球などが増殖することで生じる良性腫瘍です。医学的には「皮膚線維腫」「硬性線維腫」「組織球腫」などと呼ばれることもあります。
外見的には直径5〜10ミリ程度の半球状の硬い結節で、色は淡褐色から赤褐色・暗褐色とさまざまです。皮膚表面からわずかに隆起し、触ると皮膚の内側に引き込まれるような感触(ディンプルサイン)が特徴的です。下腿(すね)や大腿(太もも)に生じることが多く、かゆみや痛みを伴う場合もあります。
発生の原因は完全には解明されていませんが、虫刺されや小さな外傷をきっかけに線維組織が過剰に増殖すると考えられています。悪性化はきわめてまれで、多くの場合は放置しても問題ありません。ただし、急速に大きくなる・出血するなどの変化がある場合は皮膚科での診察が推奨されます。
治療が必要な場合は、外科的切除が一般的です。美容的な理由や強い症状がある場合に切除が選択されますが、傷跡が残るリスクもあるため、担当医との相談が大切です。
使い方・例文
脚のすねにできた茶褐色の硬いしこりを皮膚科で診てもらったところ、皮膚線維腫と診断された、といった場面で登場します。
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