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皮膚結核とは?

ひふけっかく

皮膚結核とは、結核菌またはその菌体成分が皮膚に影響を及ぼす疾患の総称で、感染の程度や経路によってさまざまな病型があります。

皮膚結核(ひふけっかく)は、結核菌(Mycobacterium tuberculosis)が皮膚に直接感染する「真性皮膚結核」と、結核菌への免疫反応として皮膚に病変が生じる「結核疹」(tuberculid)の2つに大別される疾患群の総称です。

現代の先進国では衛生環境の改善により減少していますが、免疫低下患者やHIV感染者での発症は依然として問題となっています。病型は感染経路・菌量・免疫状態によって異なります。

  • 尋常性狼瘡(lupus vulgaris):最も一般的な皮膚結核で、顔面などにゼリー状の赤褐色丘疹が集まり、進行すると瘢痕を残す
  • 疣贅性皮膚結核:外傷部位からの外部感染で手背などに疣状病変が生じる
  • 結核性下疳:初感染部位に潰瘍が形成される
  • 丘疹壊死性結核疹:四肢に壊死性丘疹が多発し、瘢痕を残す結核疹の一型

診断は皮膚生検による組織学的検査(肉芽腫形成の確認)、培養検査、PCR法による菌の検出、ツベルクリン反応やインターフェロンγ遊離試験(IGRA)などを組み合わせて行います。治療は全身性結核と同様に、複数の抗結核薬(INH・RFP・PZAなど)を6〜9か月以上の長期にわたって併用します。

使い方・例文

「顔に長期間治らない赤褐色の皮疹があり、生検で肉芽腫が確認された」という場合、尋常性狼瘡(皮膚結核)の可能性があり、抗結核薬による治療が行われます。

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