白あんとは?
しろあん
白あんとは、白いんげん豆などを原料として作られた淡い色合いのこしあんで、和菓子に広く使われます。
白あんとは、主に白いんげん豆(手亡豆・大手亡など)や白花豆、あるいはそら豆などを原料として作られる、白色〜淡黄色のこしあんです。一般的な「あん(餡)」が小豆を原料として茶色みを帯びているのに対し、白あんは原料の色を活かした明るい色合いが特徴です。
製造工程は小豆あんに似ており、豆を煮て皮を取り除いた後、砂糖を加えて練り上げます。さらし餡(乾燥粉末状の白あん素材)を水で戻して仕上げる方法もあります。
白あんの最大の特徴は、その淡い色と中立的な風味にあります。これにより、食用色素や抹茶・柚子・桜などの素材を加えてさまざまな色や風味に仕上げることが容易で、和菓子の表現の幅を大きく広げます。
白あんを使った代表的な和菓子には次のようなものがあります。
- 練り切り:白あんに求肥などを混ぜて形を整えた上生菓子
- 薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう):白あんを山芋生地で包んだ蒸し饅頭
- こなし:白あんと小麦粉を練った生地を使う上生菓子
洋菓子との融合(フュージョンスイーツ)にも用いられ、現代の和洋折衷のスイーツ文化でも重宝されています。
使い方・例文
「練り切りの白あんに抹茶を練り込んで、緑色の和菓子を作った」「白あんはその色の薄さを活かして、季節の花をかたどった上生菓子の材料によく使われる」といった場面で登場します。
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