疾病予防センターとは?
しっぺいよぼうせんたー
感染症や慢性疾患などの調査・研究・予防対策を専門に担う機関で、アメリカのCDCが世界的に最もよく知られています。
疾病予防センターは、感染症や慢性疾患の発生動向を監視・調査し、予防策の立案と普及を担う公的機関の総称です。英語では「Center for Disease Control and Prevention」の略称CDCが広く知られており、アメリカのアトランタに本部を置く連邦機関が代表的な存在です。
アメリカCDCは1946年に設立され、感染症の疫学調査・ワクチン政策・健康統計の収集・国際的な感染症対応で中心的な役割を果たしています。HIVやエボラ出血熱、新型インフルエンザ、新型コロナウイルスなど、世界規模の感染症危機においても情報発信や技術支援を行っています。
日本では、国立感染症研究所(NIID)が感染症の疫学的調査や病原体の研究を担っており、CDCに相当する機能を持ちます。また、2022年には感染症危機管理の司令塔として「内閣感染症危機管理統括庁」が設置されるなど、体制強化が進められています。
疾病予防センターが果たす役割は、アウトブレイクの早期探知・科学的根拠に基づいた公衆衛生政策の立案・国際機関との連携であり、国民の健康を守る重要な基盤となっています。
使い方・例文
新型ウイルスの感染拡大が疑われた際、CDCが疫学調査チームを現地に派遣し、感染源の特定とガイドラインの作成を迅速に行いました。
この用語をシェア
最終更新: