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王政復古の大号令とは?

おうせいふっこのだいごうれい

王政復古の大号令とは、1867年12月に発せられた、天皇親政の新政府樹立を宣言した歴史的な布告のことです。

王政復古の大号令(おうせいふっこのだいごうれい)とは、慶応3年12月9日(1868年1月3日)に明治天皇の名のもとで発せられた政治宣言で、江戸幕府摂政関白などの旧来の制度を廃止し、天皇が直接政治を執る新たな国家体制の樹立を宣言したものです。

大政奉還(1867年10月)によって徳川慶喜が政権を朝廷に返上した後も、徳川家は大名として大きな影響力を保っていました。薩摩・長州・土佐など倒幕派の諸藩は、徳川家を新政府から完全に排除するため、宮中でクーデターを決行し、この布告を発しました。布告では摂政・関白・幕府の廃止と、総裁・議定・参与の三職設置が宣言されました。

同日夜に開かれた小御所会議では、倒幕派の主張により慶喜に対して「辞官納地(官位の返上と領地の返還)」が求められます。これに反発した旧幕府側との間で戊辰戦争(1868〜1869年)が勃発し、新政府軍が勝利することで明治維新が完成へと向かいます。

王政復古の大号令は、約260年続いた江戸幕府を法的・制度的に終わらせた宣言として、日本近代史上の重要な転換点と位置づけられています。

使い方・例文

「王政復古の大号令が発せられた夜の小御所会議で、倒幕派は慶喜の辞官納地を要求し、戊辰戦争の火蓋が切られた。」

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