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王政復古とは?

おうせいふっこ

王政復古とは、1867年末に発せられた宣言で、天皇中心とする新政府の樹立を宣言し、江戸幕府・摂政・関白を廃止して明治維新への転換点となった政変です。

王政復古(おうせいふっこ)とは、1867年(慶応3年)12月9日の深夜に発せられた「王政復古の大号令」を指します。この宣言によって、江戸幕府摂政関白などの旧来の権力機構は廃止され、天皇親政に基づく新政府の樹立が宣言されました。

背景には、薩摩・長州を中心とする倒幕派の主導と、15代将軍徳川慶喜による大政奉還(同年11月)があります。大政奉還によって将軍職は返上されましたが、倒幕派は慶喜が新政府に関与し続けることを排除しようと動き、王政復古の宣言を強行しました。

宣言の夜に開かれた「小御所会議」では、慶喜に対して内大臣辞職と領地返上(辞官納地)を求める決定がなされました。この決定に反発した旧幕府側との対立が翌年の戊辰戦争へとつながっていきます。王政復古は以下の点で歴史的に重要です。

  • 約260年続いた江戸幕府の権力が名実ともに終焉した
  • 天皇を頂点とする近代国家形成の出発点となった
  • 明治政府による中央集権体制への道が開かれた

「王政復古」という言葉は、古代の天皇親政(律令制)への回帰を意図した表現ですが、実際には維新志士たちが主導する近代的な変革でした。

使い方・例文

明治維新を学ぶ場面で「大政奉還の直後に発せられ、新政府樹立を宣言した出来事は何か」という問いに王政復古(の大号令)が答えとして登場します。

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