玉杢とは?
たまもく
玉杢とは、木材の断面や表面に現れる丸い玉状の模様で、希少性が高く珍重される木目の一種です。
玉杢(たまもく)とは、木材の板目や柾目面に現れる、丸みを帯びた玉のような模様のことです。「杢(もく)」とは木材表面に現れる特殊な木目模様の総称で、その中でも玉杢は特に美しく希少とされます。
玉杢は、木の成長過程でできた瘤(こぶ)や波打った繊維が複雑に絡み合った部分を製材することで現れます。木が長年の風雪や傷、病変などのストレスを受けた際に、組織が異常成長して瘤状になり、そこを薄くスライスすることで丸い玉模様が浮かび上がります。
玉杢が現れやすい樹種としては、ケヤキ・ウォールナット・バーズアイメープル(鳥眼杢)・欅・桜などがあります。同じ木でも玉杢が出る部位は限られており、大きく整った玉模様ほど希少価値が高くなります。
主な用途としては、高級家具の天板・引き出し面材、楽器(ギターのボディやバイオリンの裏板)、工芸品・茶道具、伝統建築の欄間・衝立などがあります。天然の模様であるため二つとして同じものがなく、素材としての個性と希少性から、木工・家具職人や愛好家に高く評価されています。
使い方・例文
高級家具の展示会で「玉杢のウォールナット天板」と紹介されているテーブルは、表面に丸い玉状の模様が浮かび上がっています。
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