熱帯雨林気候とは?
ねったいうりんきこう
熱帯雨林気候とは、年間を通じて高温多雨で乾季がほとんどなく、豊かな熱帯雨林が広がる気候区分です。
熱帯雨林気候(Af気候)は、ケッペンの気候区分における熱帯(A)の中のひとつで、年間を通じて気温が高く(年平均気温18度以上)、毎月の降水量が60mm以上という条件を満たす気候です。赤道を中心におおむね南北緯度10度以内の地域に分布しています。
代表的な分布地域は次のとおりです。
- 南アメリカのアマゾン川流域(ブラジルほか)
- アフリカのコンゴ川流域(コンゴ民主共和国など)
- 東南アジアのボルネオ島・スマトラ島・マレー半島
この気候では太陽から受け取るエネルギーが年間を通じて多く、毎日のようにスコール(短時間の激しい雷雨)が発生します。乾季がないため植物は一年中成長でき、その結果として熱帯雨林(ジャングル)が形成されます。熱帯雨林は地球上で最も生物多様性が高い生態系のひとつとされています。
熱帯雨林は「地球の肺」とも呼ばれ、大量のCO2を吸収し酸素を放出する役割を持ちます。一方で、農地開発・木材採取・鉱物資源採掘などによる森林破壊が深刻で、生物多様性の喪失や気候変動への影響が国際的な課題となっています。
使い方・例文
「熱帯雨林気候のシンガポールでは、毎日午後になると急なスコールが降ることが多い」という形で、赤道付近の天候の特徴として使われます。
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