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濃度計とは?

のうどけい

濃度計とは、印刷・写真・フィルムなどで、色材の光学的な濃度(光の吸収量)を測定する計測器です。

濃度計(のうどけい、英: densitometer)は、物体に光を当て、その反射または透過光量から「光学濃度(optical density)」を測定する機器です。光学濃度は入射光と透過光(または反射光)の比率を対数で表したもので、値が大きいほど光を多く吸収している、すなわち色材が濃い状態を示します。

濃度計には大きく2種類があります。

  • 反射濃度計:印刷物や写真プリントの表面反射を測定する。印刷現場でのインキ量管理に多用される。
  • 透過濃度計:フィルムやスライドなど透過物の濃度を測定する。写真フィルムの現像管理などに使われる。

印刷業界では、オフセット印刷のインキ膜厚の均一性や色再現性の管理に反射濃度計が広く用いられます。特定の色フィルター(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック対応)を通して測定することで、各インキの転移量を把握できます。

分光測色計と比べると構造がシンプルで低コストですが、スペクトルデータは取得できないため、色の詳細な解析には向きません。コスト効率と速度を重視する品質チェックの場面で活躍します。

使い方・例文

オフセット印刷中にシアンのインキ濃度が基準値(例:1.40)から外れていないか、反射濃度計でベタ部分を測定して確認します。

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