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漂白(白化)とは?

ひょうはく(はっか)

サンゴの漂白(白化)とは、海水温の上昇などのストレスによってサンゴが体内の共生藻を失い、骨格の白色が透けて見える現象のことです。

サンゴの漂白(白化)とは、サンゴが高水温・強光・水質汚染などの環境ストレスにさらされた際に、体内に共生している褐虫藻(かっちゅうそう)と呼ばれる微細藻類を失い、透明な組織から白い石灰質の骨格が透けて見える状態になる現象です。英語では「Coral Bleaching(コーラル・ブリーチング)」と呼ばれます。

サンゴと褐虫藻は共生関係にあり、藻類は光合成によって生産した栄養の多くをサンゴに供給し、サンゴはその見返りに藻類に住み場所と光合成に必要な栄養塩を提供しています。この関係が崩れると、サンゴは栄養源の大部分を失い、白化した状態では生存はできても衰弱していきます。

白化の主な原因は以下の通りです。

  • 海水温の上昇: 正常域を1〜2℃超える状態が数週間続くと白化が起きやすくなります。
  • 強い紫外線・光量過多: 浅瀬での長期晴天時などに発生します。
  • 水質悪化・低塩分: 赤土流出や大雨による塩分低下が引き金になることもあります。

白化したサンゴは、環境が改善されれば褐虫藻が戻り回復することがありますが、ストレスが続くと死滅します。地球温暖化によって世界規模での大規模白化現象(マスブリーチング)が繰り返し起きており、グレートバリアリーフをはじめ各地のサンゴ礁生態系に深刻な影響を与えています。スキューバダイビングやシュノーケリングを行う際には、白化したサンゴに触れないことが重要なマナーです。

使い方・例文

「水温が例年より高い夏に沖縄のダイビングスポットを潜ると、サンゴの漂白(白化)が進んで真っ白になった岩礁が広がっていた」という場面で使われます。

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