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清拭とは?

せいしき

清拭とは、入浴が困難な患者の身体をタオルや清拭剤で拭き清める看護技術で、清潔の保持・循環促進・皮膚観察・患者の安楽を目的として行われます。

清拭(せいしき)とは、入浴・シャワー浴が困難な状態にある患者に対し、ウォッシュクロスや温かいタオルを用いて身体を拭き清める看護技術です。「床上清拭」とも呼ばれ、看護の基本的な日常生活援助のひとつです。

清拭の主な目的は次のとおりです。

  • 清潔の保持:汗・皮脂細菌などの汚染を除去し、感染予防や皮膚トラブル防止につなげます。
  • 循環の促進:温熱効果と摩擦による刺激が血行を改善します。
  • 皮膚・身体の観察:全身を拭くことで発赤・褥瘡・浮腫・皮疹などを早期発見できます。
  • 安楽・リラクゼーション:身体が清潔になることで不快感が減り、精神的な安楽につながります。
  • 関節可動域の維持:清拭に合わせた身体の動かしかたが廃用予防に寄与します。

手順は一般に「顔→頸部→上肢→胸腹部→背部→下肢→陰部・臀部」の順に行い、露出を最小限にして患者のプライバシーと保温に配慮します。清拭剤(ノーリンス型など)を用いる「ドライシャンプー方式」も普及しており、水を使わない泡清拭は体力消耗が少なく高齢者に適しています。

使い方・例文

発熱や術後で安静が必要な患者に対し、看護師が温かいウォッシュクロスで全身を拭き、皮膚の状態を確認しながら清潔を保つのが清拭の典型的な場面です。

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