波状雲とは?
はじょううん
波状雲とは、空に規則的な波のような模様を描く雲の総称で、大気の波動現象によって生じます。
波状雲(はじょううん)とは、大気中の波動運動によって形成される雲の一種で、その名のとおり水面の波のような縞模様や畝状の構造が特徴です。
大気の安定した層と不安定な層が境界で接するとき、風速や温度の差によってケルビン・ヘルムホルツ不安定が生じ、波状の気流が生まれます。この気流が上昇するところで水蒸気が冷却されて雲が形成され、下降するところでは雲が消えるため、規則的な縞模様が空に現れます。
代表的な波状雲の種類には以下があります。
- 波状高積雲(altocumulus undulatus):中層に現れる波紋状の雲
- 波状層積雲(stratocumulus undulatus):低層に広がる畝状の雲
- レンズ雲(英雄雲):山の風下に現れる静止したレンズ状の雲
波状雲は天気予報において大気の不安定さや上空の風の状態を示す手がかりとなり、航空機の乱気流予測にも活用されます。また美しい外観から写真愛好家にも注目される気象現象です。
使い方・例文
秋晴れの日に空を見上げると、うろこ雲の一種として波状高積雲が青空にきれいな縞模様を描いていることがあります。
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