高積雲とは?
こうせきうん
高積雲とは、中層大気に現れる白や灰色の塊状の雲で、波やうろこ状に広がって見えることが多い雲です。
高積雲(こうせきうん、altocumulus)は、中層(高度約2,000〜7,000メートル)に発生する雲の一種です。世界気象機関(WMO)の雲の分類では「Ac」と略されます。白色または灰色の塊・シート・ロール状をしており、波紋やうろこ、羊の群れのように見えることから「羊雲」「うろこ雲」と呼ばれることもあります(ただし、うろこ雲は巻積雲を指す場合もある)。
高積雲の主な特徴は以下のとおりです。
- 形状:小さな白や灰色の塊が規則的に並ぶ「高積雲波状雲」が代表的
- 構成:主に水滴から成り、一部は過冷却水滴を含む場合もある
- 天気との関係:晴天時によく見られるが、「高積雲の塔(かなとこ状)」は大気不安定の前兆となることがある
- 朝の高積雲:朝に東の空に見られる場合、午後から天気が崩れる予兆とされることもある
高積雲は視覚的に美しい雲の一つで、夕焼けや日の出の光を受けて橙色やピンクに染まる景色はしばしば写真の被写体となります。気象学的には大気の中層における気流や水蒸気の状態を知る手がかりとなり、天気予報でも参照されます。
使い方・例文
秋晴れの空に白い小さな雲の塊がうろこ状に広がっているとき、それが高積雲です。気象予報では「午後から天気が崩れる可能性がある」サインとして参照されることもあります。
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