油圧パワーステアリングとは?
ゆあつぱわーすてありんぐ
油圧パワーステアリングとは、エンジンで駆動するオイルポンプの油圧を利用してハンドル操作を軽くする自動車の操舵補助システムです。
油圧パワーステアリング(HPS:Hydraulic Power Steering)とは、自動車においてエンジンで駆動する油圧ポンプ(パワーステアリングポンプ)が発生させた油圧を利用し、ドライバーがハンドルを回す力を軽減する操舵補助装置です。パワーステアリングが普及する以前は、特に大型車や低速走行時にハンドル操作が重くなる問題がありましたが、油圧パワーステアリングの採用によって軽い力で快適な操縦が可能になりました。
油圧パワーステアリングの基本的な仕組みは以下のとおりです。
- エンジンにベルトで接続されたオイルポンプが常時油圧を発生させる
- ドライバーがハンドルを切ると、バルブが開いて油圧がパワーシリンダーに送られる
- シリンダーの油圧がラックやギアに力を加え、操舵を補助する
- 油圧はリザーバータンクに戻り循環する
油圧パワーステアリングは長年にわたって多くの車種に採用されてきた実績ある技術ですが、エンジン駆動のポンプが常時稼働するためエネルギーロスが生じるという欠点もあります。このため近年では電動モーターを使う「電動パワーステアリング(EPS)」への移行が進んでいます。EPSは燃費改善やフィーリングの電子制御が可能であり、現代の乗用車では主流となっています。
使い方・例文
駐車場での切り返しのようにほぼ停車した状態でハンドルを大きく切る場面でも、油圧パワーステアリング搭載車なら軽い力でスムーズに操作できます。
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