毛包炎とは?
もうほうえん
毛包炎とは、毛穴の根元にある毛包が細菌などに感染して炎症を起こした状態で、赤く腫れた小さな発疹が生じる皮膚疾患です。
毛包炎(もうほうえん)は、体毛が生えている毛包(毛根を包む組織)に細菌が感染し、炎症が起きた状態を指します。英語では「folliculitis(フォリキュライティス)」と呼ばれます。
原因の多くは黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)などの細菌感染ですが、真菌(カビ)や、ジャグジーなどで感染する緑膿菌が原因となることもあります。ひげそりや脱毛処理などで毛包が傷ついたとき、蒸れや汗で皮膚環境が乱れたときに発症しやすくなります。
症状としては次のようなものが見られます。
- 毛穴を中心とした赤い小さな丘疹(きゅうしん)や膿疱(のうほう)
- 軽いかゆみや痛み
- 顔・頭皮・体幹・大腿など体毛のある部位であればどこにでも生じる
多くは軽症で、清潔を保てば自然に治癒します。再発しやすい場合や範囲が広い場合は、抗菌薬の外用薬や、重症例では内服薬が処方されます。免疫が低下した人では重篤化することもあるため注意が必要です。
日常的な予防としては、清潔な肌を保つこと、通気性のよい衣服を着ること、カミソリ刃を適切に交換することなどが効果的です。
使い方・例文
夏に蒸れやすい部位や、ひげそり後に赤い小さなぶつぶつが出てきたとき、毛包炎が疑われる場面で使われる言葉です。
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