歯の破折とは?
はのはせつ
歯の破折とは、外力や咬合力によって歯が割れたりひびが入ったりする状態で、痛みや歯の喪失につながる深刻な歯科疾患です。
歯の破折とは、歯にひびが入ったり折れたりする状態を指します。スポーツ中の衝突・転倒・交通事故といった外傷による場合と、長年の噛み合わせの力の蓄積による場合があり、現代では後者が増加傾向にあります。
- エナメル質のみの破折:表面のみのひびで痛みは少ない
- 象牙質に至る破折:しみる・痛みが出始める段階
- 歯髄(神経)に達する破折:強い痛みを伴い根管治療が必要
- 歯根破折:歯根にひびが入った状態で、抜歯になることが多い
特に問題となるのは歯冠破折と歯根破折です。歯根破折は症状が曖昧で発見が遅れやすく、X線検査やCT検査によって初めて確認されるケースも少なくありません。噛んだときにだけ痛む・違和感があるという訴えが典型的なサインとなります。
予防には、マウスガード(スポーツ時)やナイトガード(就寝中の歯ぎしり・食いしばり対策)の使用が有効です。また神経を除去した歯(失活歯)は脆くなっているため、クラウン(被せ物)で保護することが破折予防の基本となります。
使い方・例文
奥歯で硬い食べ物を噛んだ際に「ガリッ」という感覚があり、その後噛むたびに痛む場合、「歯の破折」が疑われ歯科受診が必要です。
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